2重構造の指輪の亀裂修理

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指輪接続修理アジアン・シルバーアクセサリーの指輪です。リング内側と外側が2重になって、指に着けていても外側のリングがクルクル回るようになっています。2重構造のためか指輪の厚みがかなり薄く、長い間着けていると、すり減ってより薄くなってきます。やがて亀裂が入って、写真のように内側のリングが切れてしまいました。



指輪接続修理修理は内側と外側のリングをバラバラにして行えませんので、2重に組み込んだ状態でレーザー溶接を使います。しかしこの指輪はレーザー溶接でも問題が一つあります。

※画像をクリックすると拡大表示されます。


指輪接続修理
このリングはかなり薄いため、レーザーを当てる所によっては貫通してしまいます。貫通しないように調整しながらの溶接なので、きれいに仕上げることが難しかったです。リング内側なので指に着けると分らないので、何とか修理ができましたが、レーザー溶接を持ってしてでも難しい指輪の修理でした。


アジアンアクセサリー
東南アジアでも、昔からシルバーを使ったアクセサリーが多く作られていました、アジア雑貨ブームもあって、アジアンジュエリーや、エスニックアクセサリー、オリエンタルアクセサリーなどと呼ばれ、様々なシルバーアクセサリーが作られています。その中でも、タイの山岳民族カレン族のシルバーアクセサリーやインドネシアのバリ島で作られた銀細工のアクセサリーが人気です。



アジアンジュエリーや指輪のサイズ直しなどの他、アクセサリー/ジュエリーの修理に関することは、どんなことでもお気軽にお問合せください。