GABOR(ガボール)のウォレットチェーンのフック部分が折れてしまったようです。
ご自分で溶接や接着剤で付けようとしたのですが、やはりどうもきれいに付かなくて、栃木県よりお送りいただきました。
シルバーなので溶接では付きません。銀専用のロウ付けかレーザー溶接で接続します。
数十万ほどするガボールのウォレットチェーンもこうなると価値がありません。
溶接した後の金属が切断部分に盛り上がってきたなくなっているので、溶接時の金属をきれいに取ってそれからロウ付けをします。
パンツにきちんと収まるように、フックを適切なスキマに調整して仕上げます。
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溶接部分除去研磨処理
フック接続修理
修理合計:10,000円
1953年5月30日、ハンガリーのブタペストで生まれ、14歳から金・銀・プラチナなどの貴金属加工を学び、1978年25歳で渡米。その後10年間様々なスタジオでキャリアを積み、1988年実験室を意味するラボラトリーとガボールの名前を合わせた造語でガボラトリーと自らのファクトリーを名づける。スカルと言えばガボールといわれるほどそのガボールのスカルは一線を画した。アメリカでも彼のスカルを愛する人は多く、その顧客リストには様々な有名人を名を連ねている。
ガボールのウォレットチェーン修理・加工などの他、アクセサリー/ジュエリー全般の修理に関することは、どんなことでもお気軽にお問合せください。