シルバーのボールチェーンは、中空になったボールとボールを、両端が丸まった棒でつなぎ合わせています。ボールチェーンの切断はこの棒が外れることによって、切断されたようになるわけです。
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それをスーパー熟練職人が神の手を使って、もとの状態へ戻すわけです。もちろん棒が外れた部分の穴は、外れないようにきつく閉めて、力を入れて引きちぎらない限り外れません。ロウ付け(溶接)痕が残らないのできれいな仕上がりになります。
※写真はティファニーのロ-マンクロスネックレスです。修理はできましたがペンダント自体がキズだらけで汚れているので、少し表面研磨すると新品のようになります。
1837年、ニューヨークのブロードウェイにファンシーグッズとステーショナリーの店としてスタート。厳選した商品のみを販売するという姿勢で共感を呼ぶ。1851年、銀細工の名人を迎え、世界で始めて銀純度92.5% (スターリングシルバー)を使った銀製品を販売したメーカーとして、現在まで数多くのシルバーアクセサリーの逸品を生み出している。
ティファニーのネックレスチェーン切れ直し修理や指輪のサイズ直しなどの他、アクセサリー/ジュエリー全般の修理に関することは、どんなことでもお気軽にお問合せください。