TENDERLOIN(テンダーロイン) のK8ダイヤホースシューリングです。全体的にきれいなのにかなりキズがところどころ入っています。かなり深いキズやリングの角の部分が傷んでいたりします。購入したばかりだそうですが、酒に酔ってこけてしまってリングをぶつけてしまったようです。K8K8ダイヤホースシューリングなので40万円ほどするらしいのですが、買ったばかりでこの状態だとかなりショックだったようです。購入したばかりなのに新品仕上げの依頼です。
※画像をクリックすると拡大表示されます。
リングの角の部分にキズ。これらのキズ以外にもかなり多くの小キズが入っています。
スリキズ程度なら研磨機で表面を軽く研磨すればキズは取れます。しかし深いキズや角の部分のキズは研磨すると角が取れたりしてデザインが崩れるので研磨は使えません。こういった場合は、レーザー溶接を使って金を溶かしながら埋めていく方法を使います。ただし、テンダーロインと同じK8の金はなく、K18を使います。その場合、金の色合いが変わります。テンダーロインのK8の部分とレーザー溶接で埋めたK18の部分は成分が違うので色合いが変わるのですが、埋める範囲が狭いのでうまくいけばあまり目立ちません。
赤丸部分がレーザー溶接で埋めた部分ですが、写真で見てもどこを埋めたのかが分からない程度まで直りました。
定番のドルマークをモチーフにしたダラーリングや、馬の蹄鉄をモチーフにしたホースシューリングが代表作であり、スタイリストやモデルの間で評判になったブランド。モチーフかららギャンブラーにも人気である。1サイズ1デザインのこだわりが特徴的である。
TENDERLOIN(テンダーロイン) のK8ダイヤホースシューリングの新品仕上げやサイズ直しなどの他、アクセサリー/ジュエリー全般の修理に関することは、どんなことでもお気軽にお問合せください。