クロムハーツのSBTバングルです。SBTシリーズにはリングやペンダントなどがあって、スクロール模様にCHクロスが加えられたクロムハーツの代表的なデザインです。
クロムハーツに限らずバングルに多いトラブルが、ポキンと折れてしまうことです。バングル自体に強度はありますが、やはり金属ですのでバングルを広げたり、すぼめたりを繰り返すことで金属疲労により折れてしまうことがあります。
SBTバングルのようなデザインは、断面が一定の大きさではなく、太いところや細いところがあるので、広げたりすると細い部分に力が集中してかかります。バングルをつける時は、バングルを無理に広が無いように着けてください。
静岡県のお客さまより修理及びいぶし加工のご依頼です。
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接続修理はロウ付けができる職人さんなら簡単に出来ます。しかし、ロウ付けにかかる時間が長いとバングルに火が当たる時間が長くなり、シルバー自体がなまってしまい、強度が極端に落ちます。そのため、見た目は直ってるようで、実は以前にもまして折れやすいバングルとなってしまいます。バングルの修理に関しては、バングル全体に高熱が回らないように素早いロウ付け技術が必要です。
接続部分のバングル裏側のクロムハーツのロゴが少し擦り切れたようになります。これも直そうと思えば直りますが、費用もかかるし裏側ということで今回は修理不要となりました。
バングル接続修理、いぶし加工、変形修理:15,000円
■ブランド紹介
ハード系シルバーアクセサリー界の頂点に立つクロムハーツ。著名人やタレントがつけているから人気があるだけではない。そのモノ作りの姿勢から生まれる数々のアイテムは他のブランドが真似れないほど意標をつき、完成度が高い。そしてアイテムの充実度では、他のどのブランドも遠く及ばない。こんなものまでと思わせるアイテムが揃うのも、根強い人気の証拠。
クロムハーツのバングルの折れ接続修理などの他、アクセサリー/ジュエリー全般の修理に関することは、どんなことでもお気軽にお問合せください。