ゴールドの指輪を切断する状況になっても、きれいに切断すると、接続修理する時に修理しやすくなって、結果修理代金も安上がりになります。しかし、これほどに、曲げてしまって、切断面もギザギザにしてしまってからの修復は、かなり手間がかかります。もともとサイズが合わなくなったので、やむおえず切断したのでしょうから、修復と同時に希望のサイズにするのと、全体的にキズを取っての新品仕上げまで行います。
ゴールドは変色しないと思っている方もいますが、ゴールドの指輪は純金で作られているもの以外は、例えばK18やK14などは金合金です。金とその他の金属を混ぜ合わせて作られています。これは指輪の強度をあげるなどの理由で、他の金属を混ぜられています。この金属が変色を起こすおもな原因なんです。この指輪も赤っぽく変色して小傷も多くあるので、ゴールドの輝きも失せています。
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バリバリに切れた指輪の修理は、指輪の腕の部分を新しく作って、亀裂が入って曲がった部分を切断して交換します。接続したのち、全体のキズや接続部分を研磨して新品仕上げを行います。
ゴールドも「赤やけ」といって、長年経つと赤茶色に変色してきます。ゴールド用のお手入れ用品などで定期的にお手入れなどしておけば、小傷や変色をきれいにできます。
ジュエリーなどに使われている18金(K18)は、75%が純金で残り25%が銅や銀などの金属です。
この金以外の金属の割合に応じて、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなどのゴールド製品ができるわけです。
また、18金(K18)以外にも24金(K24)、14金(K14)などの金合金製品があります。
ゴールドの指輪のサイズ直し・修理など、アクセサリー/ジュエリー全般の修理に関することは、どんなことでもお気軽にお問合せください。